栽培管理

作業日誌

【現役ぶどう農家が解説】ぶどうはなぜ色付く?夜温が高いと着色障害が起こる理由を分かりやすく解説

毎年夏になると、「今年は巨峰の色がなかなか付かない」「赤いままで黒くならない」という声をよく聞きます。私も毎年巨峰を栽培していますが、着色の良し悪しは天候に大きく左右されます。特に影響が大きいのが、**夜の気温(最低気温)**です。昼の最高...
作業日誌

【現役ぶどう農家が解説】満開からベレーゾンまで何日?着色が一回りするまでの日数を時系列で紹介

ぶどうを栽培していると、「ベレーゾンはいつ始まるの?」「色が一周するのは何日後?」「あと何日で収穫できそう?」と気になる方も多いと思います。私も毎年、巨峰を栽培していますが、着色の進み方にはある程度の目安があります。もちろん、その年の気温や...
栽培管理

有機農薬=100%安全ではないという話

― ボルドー液とホタテパウダーから考える「安全」の考え方 ―はじめに最近は有機栽培自然由来無農薬といった言葉をよく見かけます。その流れで「有機農薬=安全」というイメージを持つ人も多いと思います。ただ、現場で農業をやっている立場からするとそこ...
作業日誌

ぶどうの結果母枝の誘引(結束)作業

― 実は「剪定で8割決まっている」という話 ―はじめに冬のぶどう作業は剪定誘引(結束)と続いていきます。この中で「作業っぽく見える」のが誘引(結束)作業です。ただ実際にやっていると感じるのは誘引は作業というより“確認作業”に近いということで...
作業日誌

ぶどうの芽傷(芽きず)処理のやり方

― 結果母枝に芽きずを入れる理由と作業のタイミング ―はじめにぶどうの冬作業の中で、剪定のあとにやる仕事の一つが 芽傷(めきず)処理です。芽傷はぶどう栽培ではよく紹介される作業ですが、実際の現場では必須作業というよりは補助的な作業という位置...
剪定

ぶどうの剪定で「樹形を考えすぎない」という判断

― 剪定はすべての作業のスタートライン ―はじめに剪定の話をすると、どうしても樹形理想の仕立て教科書どおりという話になりがちです。でも、私は剪定で樹形を考えすぎないようにしています。理由はシンプルです。僕らは、樹を仕立てる仕事ではなく、ぶど...
栽培管理

小規模ぶどう農家が栽培する品種の最適解は何か

― 一人農業で「回る規模」を数字から考えてみた ―はじめに私は現在、ぶどうを多品種で栽培しています。品種が多いと、経験としては面白いですが、一人でやるには正直きつい場面も増えます。作業効率、収穫、出荷、体力。すべてを考えると、一人農業では品...
栽培管理

剪定枝を燃やす理由|チッパーを使わない判断と病害対策

はじめに|剪定後に必ず考える「枝の処理」剪定が終わると、次に必ず出てくるのが剪定枝をどう処理するかという問題です。最近は、チッパーで粉砕する畑に均一に撒く有機物として活用するといった方法がトレンドになっています。ただ、私は今も剪定枝を一か所...
栽培管理

巨峰の剪定|ビフォーアフターで見る「正解を求めすぎない剪定」

はじめに|剪定に“唯一の正解”はない巨峰の冬剪定というと、「どの枝を残すのが正解か」「この形で合っているのか」と悩みがちです。私自身、就農したばかりの頃は剪定=正解探しだと思っていました。ですが年数を重ねるほど、はっきりしてきたことがありま...