未分類

消毒は「風」で決まる

― 朝方の風を見るために、複数の天気予報の中央値を使った話 ―はじめにこの時期のぶどう栽培で重要になるのが消毒(防除)のタイミングです。特に重要なのが朝方の風です。風が強いとドリフト(飛散)散布ムラ隣接作物への影響が出やすくなります。逆に風...
栽培管理

有機農薬=100%安全ではないという話

― ボルドー液とホタテパウダーから考える「安全」の考え方 ―はじめに最近は有機栽培自然由来無農薬といった言葉をよく見かけます。その流れで「有機農薬=安全」というイメージを持つ人も多いと思います。ただ、現場で農業をやっている立場からするとそこ...
作業日誌

ぶどうの結果母枝の誘引(結束)作業

― 実は「剪定で8割決まっている」という話 ―はじめに冬のぶどう作業は剪定誘引(結束)と続いていきます。この中で「作業っぽく見える」のが誘引(結束)作業です。ただ実際にやっていると感じるのは誘引は作業というより“確認作業”に近いということで...
作業日誌

ぶどうの芽傷(芽きず)処理のやり方

― 結果母枝に芽きずを入れる理由と作業のタイミング ―はじめにぶどうの冬作業の中で、剪定のあとにやる仕事の一つが 芽傷(めきず)処理です。芽傷はぶどう栽培ではよく紹介される作業ですが、実際の現場では必須作業というよりは補助的な作業という位置...
作業日誌

剪定枝は基本燃やす。でも燃やせない場所では縛ります

― ぶどう農家の剪定枝処理のリアル ―はじめにぶどうの剪定が終わると、必ず出るものがあります。大量の剪定枝です。畑一枚でもかなりの量になります。ぶどう農家にとって、剪定枝の処理は毎年の仕事です。私の基本スタンスはシンプルです。剪定枝は基本、...
失敗・実体験

「安かろう悪かろう」は本当に悪か?

― 農家の道具選びは“値段”ではなく“管理コスト”で決まる ―はじめに農業をしていると、必ず耳にする言葉があります。「安かろう悪かろうだから、ちゃんとしたものを買え」たしかに、安い道具の中にはすぐ壊れるものもあります。ですが、現場で使い続け...
補助金・優遇制度

農家が「守りすぎて」詰む瞬間

― リスクをゼロにしようとした結果 ―はじめに農業はリスクが多い仕事です。天候病害市況だからこそ、「守り」を固めたくなります。ですが、守りすぎると、別のリスクが生まれます。結論農家が詰むのは、リスクをゼロにしようとしたときです。守りすぎると...
補助金・優遇制度

税金を払う=失敗ではないという話

― 「節税できなかった年」をどう捉えるか ―はじめに税金を払うとき、少しモヤっとすることがあります。節税できなかったもっと下げられたかもしれないでも最近、私はこう考えるようになりました。結論税金を払った年=失敗ではありません。むしろ、経営が...
補助金・優遇制度

節税と投資を混ぜると事故る理由

― 「得しているつもり」が一番危ない ―はじめに節税と投資は、どちらも「お金を残す」ための手段です。そのせいか、この2つを同時にやろうとする人がいます。ですが、私はこの考え方はかなり事故りやすいと感じています。結論節税と投資を混ぜると、判断...
補助金・優遇制度

倒産防止共済よりNISAを選ぶ理由

― 右肩上がりの農業なら「節税しない判断」も正解になる ―はじめに私はこれまで、倒産防止共済やNISAといった制度を、**「どう使うか」**という視点で考えてきました。ですが最近、一つの結論に近づいています。それは、状況によっては、倒産防止...