県外から新規就農して最初にぶつかった「スタートラインの違い」

― 二代目農家と同じ土俵では始まらなかった ―

はじめに

私は、県外から新規就農しました。

就農前は、
「やる気があれば何とかなる」
「農業は作れば売れる」
どこかで、そう思っていました。

ですが実際に始めてみて、
真っ先に感じたのはこれでした。

新規就農者と二代目農家は、
そもそもスタートラインが違う。


結論:努力や覚悟の前に、前提条件が違う

結論から書きます。

新規就農者と、
親の代から農家をやっている人では、

  • 生活環境
  • 初期投資
  • 信用
  • 固定費

すべてが違います。

これは能力や根性の差ではありません。
構造の違いです。


まず違うのは「住む場所」

二代目農家の場合、

  • 実家がある
  • 家賃がかからない

というケースが多いです。

一方、新規就農者は、

  • 賃貸住宅を探す
  • 毎月家賃を払う

農業収入が安定する前から、
固定費が発生します。

この差は、
想像以上に重たいです。


就農当初は、畑すら思うように借りられない

就農すれば、
すぐ畑を借りられる。

最初はそう思っていました。

ですが実際は、

  • 誰なのか
  • 本当に続くのか
  • 畑を荒らさないか

新規就農者は、
信用ゼロの状態から見られます。

結果として、

  • 条件の悪い畑
  • 小面積から

というスタートになりがちです。


補助金は「農業投資」より生活費に消えやすい

新規就農者向けの補助金はあります。

ただ現実には、

  • 家賃
  • 光熱費
  • 生活費

ここに消えていく割合が
かなり大きい。

補助金がある=余裕、
というわけではありません。


まとめ:同じ農家でも、始まりは違う

  • 新規就農者はゼロスタート
  • 家賃という固定費が重い
  • 畑も自由に選べない
  • 補助金は生活維持に消えやすい

この現実を知らずに始めると、
あとで大きなギャップに苦しみます。

※この記事は、県外から新規就農した実体験を順番に書いています。
次は、私が「なぜいきなり独立せず、研修を選んだのか」について書いています。
▶ 新規就農で研修を選んだ理由はこちら


このブログのスタンス

このブログでは、
新規就農を美化しません。

どこから始まるのか。
その現実を、正直に書いています。


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