電動剪定バサミをなぜ使うのか

― 作業効率より「現役期間」を延ばすため ―

はじめに|電動剪定バサミは贅沢品ではない

電動剪定バサミというと、

  • 高い
  • プロ向け
  • 贅沢な道具

というイメージを持たれがちです。

ですが、私が電動剪定バサミを使う一番の理由は、
作業を楽にするためでも、スピードを上げるためでもありません。

体を壊さず、少しでも長く農業を続けるため

これが一番の理由です。


普通の剪定バサミが一番、体にくる

剪定作業は、

  • 冬場に
  • 長時間
  • 同じ動作を
  • 何千回も繰り返す

作業です。

普通の剪定バサミだと、

  • 手首
  • 親指

に確実に負担がかかります。

特に怖いのが 腱鞘炎 です。


腱鞘炎は「慣れ」では解決しない

腱鞘炎は、

  • 我慢していれば治る
  • 慣れれば大丈夫

というものではありません。

一度悪くすると、

  • 剪定スピードが落ちる
  • 痛みをかばって他も痛める
  • 作業そのものができなくなる

最悪の場合、

農業を続けられなくなる原因
になることもあります。


電動剪定バサミは「健康貯金」

電動剪定バサミを使うと、

  • 切る力を機械が担う
  • 手首への負担が大幅に減る
  • 疲労が蓄積しにくい

結果として、

体の消耗を抑えながら剪定ができる

私はこれを、
健康貯金だと考えています。


収益性より大事な視点

よく聞く意見に、

「電動は高い」
「元が取れるのか?」

というものがあります。

ですが、体を壊してしまえば、

  • 収益どころではない
  • 外注費がかかる
  • 作業が遅れる

元も子もありません。


農業は「定年のない仕事」

農業は、

  • 定年がなく
  • 体が動く限り
  • 続けることができる

仕事です。

だからこそ、

何歳まで現役でいられるか

が、そのまま
農業人生の価値になります。


剪定は毎年必ずやる作業だからこそ

剪定は、

  • 一年に一度
  • 必ずやる
  • 避けられない

作業です。

だから、

  • その年だけ頑張る
  • 気合で乗り切る

ではなく、

10年、20年続けられるやり方

を選ぶことが重要だと思っています。


電動剪定バサミ=楽をする道具ではない

誤解されがちですが、

電動剪定バサミは
「楽をするための道具」ではありません。

体を守り、仕事を続けるための道具です。


まとめ|電動剪定バサミを使う理由

私が電動剪定バサミを使う理由は、これに尽きます。

作業効率より、
現役でいられる期間を延ばすこと。

農業を長く続けるためには、

  • 技術
  • 経営
  • お金

だけでなく、

体をどう守るか

という視点も欠かせません。

電動剪定バサミは、
そのための一つの選択肢だと考えています。


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