剪定枝を燃やす理由|チッパーを使わない判断と病害対策

はじめに|剪定後に必ず考える「枝の処理」

剪定が終わると、次に必ず出てくるのが
剪定枝をどう処理するかという問題です。

最近は、

  • チッパーで粉砕する
  • 畑に均一に撒く
  • 有機物として活用する

といった方法がトレンドになっています。

ただ、私は今も
剪定枝を一か所に集めて燃やす
という方法を選んでいます。

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剪定枝処理の選択肢と最近のトレンド

現在よく言われている剪定枝処理は、大きく分けて2つです。

  • チッパーで細かく粉砕し、畑に戻す
  • 剪定枝を集めて焼却する

チッパー処理は、

  • 作業がスマート
  • 燃やさないので環境にやさしい
  • 有機物として土に戻せる

というメリットがあります。

一見すると、とても合理的に見えます。


私がチッパーを使わない理由

私がチッパーを使わない一番の理由は、病害対策です。

ぶどう栽培では、

  • 晩腐病
  • 黒とう病

といった病害が問題になります。

これらの病原菌は、

巻きヅルや剪定枝に付着したまま越冬する

ことが知られています。


病原菌は「細かくするだけ」では消えない

チッパーで剪定枝を細かく粉砕した場合、

  • 見た目は処理できた
  • 畑に均一に撒けた

ように見えます。

しかし、

病原菌が本当に死滅したかどうかは分からない

という疑問が残ります。

細かくなっただけで、
病原菌はそのまま生き残っている可能性があります。


燃やすことで確実にリセットする

剪定枝を燃やす最大のメリットは、

病原菌を物理的に確実に除去できること

です。

  • 巻きヅル
  • 剪定枝
  • 病斑があった可能性のある部分

をまとめて燃やすことで、
翌年への持ち越しリスクを減らします。

私にとっては、

病害を畑に残さないことが最優先

です。


効率より「リスクを減らす」判断

チッパー処理は効率的です。
作業も楽です。

それでも私は、

  • 病害リスク
  • 翌年への影響
  • 防除の不安要素

を考えると、
剪定枝を畑に戻さない判断をしています。

効率よりも、
リスクを一つ消すことを選んでいます。


剪定枝を燃やすのも剪定の一部

剪定は、
枝を切った時点で終わりではありません。

  • 切る
  • 集める
  • 処理する

ここまで含めて剪定作業だと思っています。

病原菌を残さない、
翌年に不安を持ち越さない。

そのための「燃やす」という選択です。


まとめ|トレンドより自分の畑に合う方法を選ぶ

剪定枝処理に、
これが絶対に正しいという方法はありません。

ただ、私の場合は、

病害を翌年に持ち越さないこと

を最優先に考えています。

その結果として、

  • チッパーは使わない
  • 剪定枝は集めて燃やす

という方法を続けています。

トレンドに合わせるより、
自分の畑で何が一番リスクが低いか

それを考えて選んだ判断です。


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