農業共済(NOSAI)と民間保険会社はそもそも別物

― なぜ収入保険は農家に圧倒的に有利なのか ―

農業共済組合と民間保険会社は、そもそも別物

結論から言います。

農業共済(NOSAI)は保険会社ではありません。
準・公的機関です。

ここを間違えると、収入保険の本当の価値が見えません。


民間保険会社とは何者か

民間の保険会社は、

  • 株式会社
  • 目的:利益を出す
  • 保険料は会社の売上
  • 支払わないほど利益が増える

つまり、

ビジネスとしての保険

です。


農業共済組合(NOSAI)とは何か

一方、農業共済組合は:

  • 非営利法人
  • 根拠法:農業災害補償法
  • 国の制度として運営
  • 目的:農家を守ること

利益を出す必要がありません。

農業共済は、
農家のための社会保障機関です。


なぜ収入保険の掛け金は安いのか

収入保険の掛け金の約3分の1は、

国が補助

しています。

民間保険ではありえません。

民間は:

保険料=会社の売上

NOSAIは:

保険料+国庫補助=農家を守る原資


なぜ「審査が甘い」のか

民間保険は:

  • 持病
  • 年齢
  • リスク

で人を選びます。

NOSAIは:

農業を続けている限り原則加入できる

なぜなら、
社会保障の一部だからです。


なぜ「確実に払われる」のか

民間保険は:

支払わないほど利益が増える

NOSAIは:

支払うことが目的

だから:

  • 不作
  • 病害
  • 価格下落

も補償対象になります。


収入保険が“保険っぽくない”理由

収入保険は、

民間なら絶対に引き受けないリスク
(天候・価格・疫病)

をそのままカバーします。

それができる理由はひとつ。

国が裏にいるから


結論

農業共済は
「農家のための社会保障」
であって、
「金融商品」ではありません。

だから収入保険は、
農家にとって
民間保険より圧倒的に有利なのです。


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